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不正出血

生理期間以外や妊娠中に出血することです。
不正出血がある場合、大きな病気が見つかるケースがあります。積極的に受診してください。
またごく稀に病変が小さすぎると1回の検査で見つからない場合もあります。
不正出血を繰り返す場合は、期間をあけて再検査を行うことも稀ではありません。

原因は?

①ホルモンバランスによるもの 排卵期出血

ホルモンバランスが一時的に変わり出血することがあります。生理が1週間ほど早まったりするケースもあります。

②良性のできもの 子宮頸管または子宮内膜ポリープ、子宮筋腫

不正出血だけではなく、生理の量も増えることがあります。

③悪性腫瘍 子宮頸がん、子宮体がん、膣腫瘍など

腫瘍による出血です。発見された場合は、早期に精密検査を行います。

④切迫流産、切迫早産、異所性妊娠

妊娠時の出血は正常ではないため、受診が必要になるケースがあります。
妊娠中で出血がある場合は、ご一報ください。

⑤子宮膣部びらんや物理的刺激

性行為で物理的な刺激で出血することもあります。

⑥炎症によるもの

細菌感染や萎縮性膣炎、子宮内膜炎などです。

検査・診断

①問診

いつから出血か? 毎月あるのか? 持続しているのか? 繰り返しているのか?などの問診となります。ホルモンバランスによるものか判断します。

②子宮がん検査(子宮頸部細胞診、内膜細胞診)

まずがんによる出血ではないかを判断します。

③経膣超音波検査

腫瘍など有無のチェックを行います。

④帯下検査

オリモノの菌の状態をチェックします。必要に応じて性病検査を行うこともあります。

治療

出血原因が判明した場合、それに応じた治療法を選択します。
主に止血剤の内服を行いますが、出血の症状が強い時はホルモン治療を行います。

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